|
生産者:ミチェリーニ・イ・ムファト
今スペインで最もエキサイティングな産地の一つ、ビエルソ。
そこでアルゼンチンの新進気鋭の鬼才、ミチェリーニ-ムファト一家のヘラルド、アンドレア、その息子のマヌエルがで始めたワイナリーです。
2015年の初めに、スペインを代表する醸造家ラウル・ペレスの甥、セサル・マルケスとのアルゼンチンでの出会いました。
その出会いがきっかけになり訪問したビエルソの地にすっかり魅了され、同年ビエルソでのワイン造りを開始します。
また、ラウル・ペレスと畑を探しながら、畑が見つかるまでの2年間は彼のワイナリーで譲り受けたブドウからワイン造りを行いました。
その後ついに2017年からは自社ワイナリーでワイン造りを行なうようになります。
化学肥料、農薬などが全く使われていない畑は、主にスレート、石英、粘土質土壌から成り、
ブドウの樹はどれも樹齢が高い株仕立て(ブッシュヴァイン)、ドライファーミングにて栽培が行われています。
伝統を大切にしながら、実験的なアプローチも取り入れて造られるワインは、
「洗練」「繊細」「エレガント」などの言葉がぴったりな、フィネスを存分に感じられる上質な素晴らしいものとなっています。
ミチェリーニ・イ・ムファトのワイン
 |
プロップ!エン・エル・カミーノ(赤 ミディアムボディ)
PLOP! EN EL CAMINO 2017
希望小売価格: 3,000円(税込3,300円)
アペラシオン:D.O.ビエルソ
メンシア90%、残り10%は、パロミノ、ドニャ・ブランカ、アリカンテ・ブーシェ (樹齢50年以上)
北西向きの畑(標高約450m)、石英、粘土質土壌、30%、短期間の醸し後、アンフォラにて10ヶ月間熟成、生産本数5,000本
複数の畑のブドウから造られたミチェリーニ-ムファトのエントリーレベルのワイン。
赤い果実や花の華やかな香り。
味わいは、セイバリーで上品な赤系果実に、上質な酸、繊細なタンニンが、ワインにエレガントさ、涼しさを与えており、とてもバランスが良い。
この2017年は、ワイン・アドヴォケイト誌のスペインワインのテイスター、ルイス・ゲティエレス氏から、
「とても素晴らしいフィネスと余韻を持っており、ブルゴーニュと北ローヌのワインの中間のよう」のコメントと共に、91点の高評価を獲得。
|
 |
ムンド・セッペリング・ブランコ(白 辛口)
MUNDO ZEPPELLING BLANCO 2017
希望小売価格: 4,800円(税込5,280円)
アペラシオン:D.O.ビエルソ
パロミノ90%、ドニャブランカ10%
北向きの畑(標高約500m)、スレート土壌、30%を果皮と共にアンフォラにて9カ月間熟成、
残りは果汁のみを500Lのオーク樽で10カ月間熟成、生産本数1,500本
熱狂的に注目を浴びているゴデーリョではなく、あえてパロミノで造られたミチェリーニ-ムファトの唯一の白ワイン。
セイバリーで上品な柑橘などの果実に、スキンコンタクトが良い感じにワインに厚みや余韻を持たせて、
より多くのニュアンスを与えており、微かなタンニンや酸化のニュアンスがマルメロやレモンの皮を思わせる。
これらの要素に加えて、ほど良い塩味、バランスの良いしっかりした酸が、ワインに複雑さを与えている。
繊細でありながらも長期熟成も楽しみな白ワイン。
この2017年はワインアドヴォケイト誌(ルイス・ゲティエレス氏)から94点獲得。
|
 |
ムンド・セッペリング・ティント(赤 ミディアムフルボディ)
MUNDO ZEPPELLING TINTO 2017
希望小売価格: 4,800円(税込5,280円)
アペラシオン:D.O.ビエルソ
メンシア100%(樹齢約80年)
北西向きの畑(標高約450m)、スレート土壌、オープントップの木桶(2000L)を使い、
足で全房のままブドウを破砕、発酵、約40日間の浸漬後、フランス産使用樽で約10ヵ月間熟成。生産本数2,500本
オスエラ村に位置する畑のブドウを使用。他ワインと共通するセイバリーで上品な赤系果実と共に土のニュアンスが豊か。
ほど良い塩味に、スレート土壌を感じるきめ細やかなタンニン、サポートする綺麗な酸がとてもバランス良く、
ワインの骨格にエレガントさを与えており、素晴らしい味わいとなっている。グラスに注ぐと、メンシアが持つフローラルなニュアンスも感じられきて、
とても心地良く魅惑的。
この2017年はワインアドヴォケイト誌(ルイス・ゲティエレス氏)から93点獲得。
|
 |
ア・メルセド・エル・カント(赤 ミディアムフルボディ)
A MERCED EL CANTO 2016
希望小売価格: 7,200円(税込7,920円)
アペラシオン:D.O.ビエルソ
メンシア100%(樹齢約80年)
北向きの畑(標高約700m)、スレート、石英土壌、アンフォラにて足で全房のまま破砕、
発酵、果皮との浸漬を約5カ月間後、フランス産オーク使用樽で15カ月間熟成、生産本数2,500本
サン・ロレンソ村のエル・カントというシングルヴィンヤードから造られる畑名ワイン。
ほど良い凝縮感がありながらセイバリーな赤い果実は、メンシアのティピシティ(品種特徴)を綺麗に表現している。
柑橘やブラッドオレンジのような爽快なフレッシュさがワインにテンションを持たせ直線的な印象を与えており、
きめ細やかなタンニンとのバランスがとても良く取れていて、エレガントで素晴らしい味わい。
この2016年はワインアドヴォケイト誌(ルイス・ゲティエレス氏)から94点獲得。
|
 |
エル・ラポラオ(赤 ミディアムフルボディ)
A MERCED EL CANTO 2016
希望小売価格: 12,200円(税込13,420円)
アペラシオン:D.O.ビエルソ
メンシア100% (樹齢約60年)
西向きの畑(標高約500m)、粘土質、石英土壌、アンフォラにて足で全房のままブドウを破砕、
ピジャージュを行い発酵、3か月間の醸し後、フランス産オーク使用樽で1年間熟成、生産本数1,200本
ビエルソの最高峰の畑、グランクリュと言えるラポラオからのシングルヴィンヤードワイン。
ラウル・ペレス、セサル・マルケス、カストロ・ベントーサなどの限られたビエルソのトップワイナリーが、
各自ラポラオの畑からシングルヴィンヤードのワイン造りを2015年から行なっているプロジェクトの一つで、
ミチェリーニ-ムファトの最上級ワイン。
花や酸味の感じられるベリー、野生のハーブ、スパイスなどが感じられる複雑さを持ちながら、
フィネスや土壌を感じられる繊細さを持つ素晴らしいワイン。
ワイン・アドヴォケイト誌(ルイス・ゲティエレス氏)からは、
「北ローヌよりも、よりブルゴーニュのよう。とても素晴らしい」などの絶賛のコメントと共に95点を獲得。
|
|
|