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生産者:ボデガス・アルセーニョ
ボデガス・アルセーニョは、スペイン南東部のフミーリャに位置する家族経営のワイナリーです。
その歴史は古く、1870年に創業後フミーリャでワイナリーとして初めてワイン販売を始めました。
現在は4代目の当主の下ワイン造りを行っていますが、
現在の醸造責任者であるファン・ミゲル・ベニテス氏はここで20年以上ワイン造りを行っています。
彼の長年の経験や知識を駆使しながら、最新の醸造設備や技術を取り入れて(HACCEPにも遵守)、
高品質でクリーンなワイン造りを行っています。
スペイン屈指のハイコスパのワインの産地として人気急上昇中のフミーリャは、
地中海沿岸を南に下った場所に位置し、年間降水量が約300mlという暑く過酷な気候な産地です。
アルセーニョの畑は、やや内陸に入った標高600〜900mの高地に位置し、土壌は石が多くカルシウムが豊かで、ワインの味わいもミネラル感を伴った複雑な印象となります。
完全無農薬栽培の畑で造られたワインは国内外での評価も高く、フミーリャの高品質ワインとしての名声を不動のものにしています。
ボデガス・アルセーニョのワイン
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ホフマン(白 辛口)
HOFFMAN 2019
希望小売価格: 1,600円(税込1,760円)
アペラシオン:
ソーヴィニヨン・ブラン 100%
クリオマセレーション後、18度でステンレスタンクにて発酵し、瓶詰め
輝きのある淡い黄色の外観。桃やアンズ、トロピカルフルーツなどのフレッシュで熟した果実に、白い花やほんのりと蜜のような心地良い香り。
ほど良い凝縮感のある香り同様の果実は、優しさを感じながら、しっかりとした酸に支えられて、とても良くバランスが取れている。
ソーヴィニヨン・ブランのティピシティ(品種特徴)はしっかりと出ており、
ニュージランドのソーヴィニヨン・ブランに近いニュアンスがありながら、価格を考えると断然お買い得と言える掘り出し物的白ワインである。
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ロメオ(赤 フルボディ)
ROMEO 2017
希望小売価格: 1,800円(税込1,980円)
アペラシオン:D.O. フミーリャ
モナストレル 100%
フレンチオーク樽(50%)、アメリカンオーク樽(50%)にて3-4ヵ月間の熟成後、瓶積め
標高600-800mの高度で栽培されている、アルセーニョの中では最も古木のモナストレルから造られている。
やや濃い目の美しいチェリーレッドの外観。
チェリーやレッドベリーなどのフレッシュで熟した果実に、上品ながらほのかに甘みも感じる樽由来のバニラなどのニュアンス、
熟したきめ細かなタンニン、それらをサポートする酸がバランス良く、しっかりしながらもエレガントな印象の赤ワイン。
ストリートアーティスとのバンクシーの作品にインスピレーションを受けてデザインされたラベルもお奨めポイント。
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