生産者:シャトー・サント・マリー

シャトー・サント・マリー フランスの最も古いの修道院の一つ、ラ・ソーヴ・マジュール修道院が所有していたシャトー・サント・マリー。 1874年には最も有名なボルドーワイン事典「フェレ」に掲載されていた事もあるなどシャトーの起源は何世紀にも遡ります。 シャトーは、アントル・ドゥ・メールの中心地にあり、畑はジロンド県で最も標高が高く日照に恵まれた二つの丘に広がっていて、 樹齢100年を越えるメルローやセミヨンなどの古木の畑を所有し、高い品質のブドウが生産されています。

1982年に叔父から引き継ぎ当主となったジル・ドゥプッシュ。 彼はアントル・ドゥ・メールのテロワールが偉大なワインを生産するというポテンシャルを確信し、より高品質なワイン造りに特化し始めました。 そしてジルの息子の現当主ステファンが1997年に引き継ぐと、 父親と同じ高品質なワイン造りへの情熱や献身さを持ちながら、各テロワールを表現したワイン造りを目指します。 彼の情熱や決意が込められて造られるワインは、各テロワールのティピシティ(テロワールの特徴)やオリジナリティが感じられる魅力的なものとなっています。 2015年よりシャトー・アンジェリュスのオーナー、ユベール・ド・ブアールがコンサルタントとなり、 テロワールを更にピュアにバランス良く表現したワイン造りを目指しています。
 

シャトー・サント・マリーのワイン
レ・オー・ド・サント・マリー・ブラン レ・オー・ド・サント・マリー・ブラン(白 辛口)
LES HAUTS DE SAINT-MARLIE BLANC 2018

希望小売価格: 1,900円(税込2,090円)        
アペラシオン:アントル・ドゥ・メ―ル
ソーヴィニヨン・ブラン70%、セミヨン20%、ミュスカデル10%
粘土石灰質土壌、低温浸漬後、15-20度でステンレスタンクにてアルコール発酵後、熟成。


輝きのある淡い黄色。フレッシュな綺麗に熟したグレープフルーツや白桃などの果実にほんのりとハーブなどの香り。 フルーティーで溌剌としていながら、ほど良く凝縮した優しく柔らかいジューシーな果実に、 それを支える綺麗な酸とのバランスが非常に良く取れており、エレガントさが感じられる。

 
レ・オー・ド・サント・マリー・ルージュ レ・オー・ド・サント・マリー・ルージュ(赤 ミディアムフルボディ)
LES HAUTS DE SAINTE-MARIE ROUGE 2017

希望小売価格: 1,900円(税込2,090円)        
アペラシオン:アントル・ドゥ・メ―ル
メルロー67%、カベルネ・ソーヴィニヨン28%、カベルネ・フラン5%
粘土石灰質土壌、ステンレスタンクで3-5週間の発酵後、12ヵ月間フレンチオーク樽で熟成


紫がかった濃いルビー色。 フレッシュな綺麗に熟したレッドプラムやダークベリーなどの果実にスミレやペッパー、ほんのりとバニラなどの心地良いニュアンス。 新鮮な果実はほど良い凝縮感を持ちながら、とても優しく柔らか。熟したきめ細やかなタンニン、 穏やかながらしっかりと果実を支える酸が、ワインの骨格を滑らかでバランスの良いエレガントなものとしている。

 
レ・オー・ド・サント・マリー・ルージュ アステリ・シラー (赤 ミディアムフルボディ)
ASTERIE SYRAH

希望小売価格: 3,500円(税込3,850円)        
アペラシオン:アントル・ドゥ・メ―ル
シラー100% (樹齢約30年)
粘土石灰質土壌、ステンレスタンクで3-5週間発酵後、フレンチオーク樽(2割は新樽)で12ヵ月間熟成、SO2無添加


紫がかった濃いルビー色。 熟した赤い果実の香りが繊細ペッパーなどのスパイスの心地良いニュアンスも感じる。 豊かでリッチな果実味は優しく柔らかで、熟したきめ細かなタンニン、高めの酸とのバランスが素晴らしく、 調和のとれた味わいを余韻まで楽しめる。 ボルドーのという地におけるシラーの高いポテンシャルを感じられれる、植えたいと思って、 植えたステファンが惚れ込んでしまったシラー100%の希少限定ワイン。